胃カメラ・経鼻内視鏡検査



 経鼻内視鏡検査は口から行う内視鏡検査に比べ楽と言われています。実際に受けられると全く苦痛が無いわけありません。必要性を理解していただき患者さんが検査を受けてもいいと思うことが大切です。

 

平原内科消化器科は内視鏡検査が混んでいて予約が入れにくい状態になっています。必要のない方に検査を勧める事はありません。ご安心ください?

 

経鼻内視鏡検査はカメラを飲んでもらうところが簡単なだけであとはむしろ難しい。上手な医師が行っても観察が困難であったり組織診断のための生検が難しいことすらあります。

 

 

平原内科消化器科では胃カメラ・胃内視鏡検査は

  1. 鼻から行ういわゆる経鼻内視鏡。
  2. 経口ファイバーを使用して行う今までの方法(オリンパス社のハイビジョンファイバーを用います。)
  3. 経鼻内視鏡を用いて口から行う方法。
  4. 鎮静剤を用いて口から行う方法。

 

 この中から患者さんにより使い分けてます。

 

④の鎮静剤を使う方法は意識下鎮静法と呼びます。車で自分で運転されて来院されるのは帰りが危険なためお辞めください。

 

また患者さんの状態、年齢、呼吸器や高度肥満など体型により麻酔が危険な事がありお断りすることもあります。ご了承ください。




経鼻内視鏡検査・胃カメラの実際

経口の内視鏡と経鼻内視鏡

 

 平原内科消化器科では鼻から内視鏡検査を行っています。多くの人が楽に胃内視鏡検査を受けてもらっています。

 

経鼻内視鏡検査とは、細いカメラを鼻から挿入して、食道・胃・十二指腸を調べる検査です。口から挿入する内視鏡検査と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、挿入直後、検査中に吐き気が出にくい利点があります。以前口から検査して苦しかったという方にはお勧めです。

 検査をして鼻腔内が狭い場合には経口法に変更することがあります。経鼻のカメラを使用して経口でやるので普通に行う内視鏡より楽だと思います。)

 

◎ 予約時
検査日が決まったら、検査に関する説明と簡単な問診があります。電話でも予約は可能です。他院で内服薬をいただいている方はお薬の内容を書いたお薬手帳を必ずお持ちください。

抗血小板薬や抗凝固薬など血液の流れをよくするお薬については原則内服したまま検査を行っています。

◎ 検査当日(前処置)
来院されたら最初に、血圧を測ります。
風邪を引いたとか胸が痛かったなど変わったことがあれば医師または看護師におください。

胃の中の泡を消すために、水のお薬を飲んでもらいます。

鼻の通りをみるために、金属のヘラに息を吹きかけてもらいます。
左右で通りが違う事が多いためです。


もう少し通りを良くするために、鼻の粘膜を広げるお薬を両方の鼻の中に噴霧します。5分待ちます。


時間になりましたらもう一度、金属のヘラに息を吹きかけてもらい、通りが良いと思われる鼻の中にゼリーの麻酔剤を注入します。鼻に栓をして5分待ちます。

 再び時間になりましたら、ベッドに体の左を下にし両膝を曲げて寝てもらいます。

アゴの下に持参したタオルを敷きます。この時、ズボンのボタンやホック、ベルトは緩めておいてください。

 

検査が始まります。検査中の画像をご自分で見る事ができます。

 

検査が終了後医師より説明があります。鼻の違和感は夕方にはなくなると思います。検査後、鼻を強くかむと出血することがありますので、気を付けてください。

 

喉の違和感が消えれば、食事や水分をとることは可能ですが、生倹(細胞を採る検査)を、行った場合には検査後1時間は、食事はとらないでください。当日はアルコールもとらないでください。体調に問題なければ、翌日から普段通りでかまいません。組織検査の結果が出るまでに、10日前後かかります。

 

費用はおおよそ
1割負担の方で1160円(初診、再診料等は除く)
 生倹検査を行った場合、プラス1340円(一臓器のみ)

3割負担はこの3倍になります。3470円
 (生倹時にはプラス4010円) 


経鼻内視鏡の準備のやり方 フジのサイトから





オリンパスのサイトから


平原内科消化器科

群馬県太田市小舞木町226

0276‐45‐3891